沢山のご来場、ご参加いただきありがとうございました。

主催*NPO法人高崎子ども劇場、公益財団法人高崎財団

 今年の夏は、4年振りに制限なしの「アツ夏」を開催しました。夏休みの1日、 高崎市文化会館で子どもたちに楽しい1日を届けたい、、との思いで高崎財団、少年科学館との共催で毎年続けている事業です。特に大ホールでの舞台は、子どもたちに鑑賞の機会を届けられ、学童保育や保育園の子どもたちの団体鑑賞も毎年楽しみに待っていてくれます。

 今年は、サウンドポケットの「ピアニカの魔術師」、久しぶりの音楽のステージでした。子ども劇場では、手づくり楽器のワークショップやミニコンサート、会場に飾る手型を取るなどの事前活動も久しぶりにする事ができ、当日を楽しみに迎えました。 当日も会場では、チケット切りやパンフレットの配布を子どもスタッフがしました。コロナ前では当たり前にしていた事が久しぶりにでき、「チケットこちらですよ」と大きな声でお客様をお迎えして、初めて体験した子どもたちには新鮮だったようです。
ステージも身近なピアニカを使っての圧巻の素敵なパフォーマンスに会場全体がスイングしていました。ステージからの熱いメッセージも子どもたちの心に刺さったようで沢山の方々に見て頂けて良かったです。「楽しそうですね!」と,ステージ袖でホールのスタッフが子ども達の様子をみて嬉しそうでした。

 小ホールでは、わらべうた遊び「高崎まめっちょの会」が乳幼児、低学年親子を対象に素敵な歌声とほんわかとした優しい時間を届けてくれました。親子の楽しそうな笑い声が響いていました。

 工作室では、ぼくこくぼプロデュースの「くるくる三角帽子」の工作でした。毎年好評な工作です。子どもたちの喜ぶ顔を思いながら1月前から準備作業をしました。簡単な工作ですが、色を塗ったり絵を描くなど凝りだすと時間もかかります。細かな所が難しい子どもには、高崎商科大学附属高等学校のボランティアの学生さんが上手に声をかけてくれていました。
 
 また、今年は、会場入口に少年科学館が簡単工作コーナーを開いたり、2階では恐竜ファクトリー、プラネタリウムの無料投影、ピアノプラザによる 「フルート•クラリネットアンサンブル」があり盛りだくさんでした。
 
 アツ夏2023を振り返ると、他団体との事業の重なりで駐車場の心配や猛暑による会場への学童等の移動の問題、休憩場所の確保などがあり、今後 開催時期の検討や対策を話し合う必要がありそうです。
 
 今年の夏は特別暑く、来場頂いた皆さまの体調など心配したのですが、大きな混乱もなく無事に終わることができたのは、文化会館、少年科学館との連携も良く、スタッフ、ボランティアのフットワークの良さと頑張りのお陰だと思います。また、子どもたちの「あー、楽しかった!」を聞くために、、、                     理事長 高見澤


感想もいただいています。

アツ夏感想集