9/9(土)~9/18(月祝)高崎シティギャラリー 

高崎子ども劇場が担当したのはこちら↓

第5展示室「かみコップのへや」
第6展示室「あそんDEか・が・く」「工作*ガリガリトンボ」
9/10(日)ワークショップ「つくってみよう!」①飛ぶ種の模型 ②化石のレプリカ
9/17(日)「チリンとドロン 小さな家」


[メルヘンとあそびの世界展26] お楽しみいただけましたか?
 
 今年も9/9(土)〜18(月)に高崎シティギャラリーで「メルヘンとあそびの世界展26」が開催されました。
 今回のテーマは、「自然科学」身近な不思議を沢山集めて会場を創ろう!    広い第6展示室の壁に動物の原寸図があれば楽しい部屋になるだろうな。ゾウやキリンと並んで写真を撮る親子の姿を思い浮かべながら、、と準備を進めてきました。
自然科学は、壮大なテーマですが、実はものすごく身近です。
 目は何でみえるの?音は何で聞こえるの? 空は何で青の? 何で、何で、、。と 「なんで?」であそびを考えました。

 第5展示室は、「かみコップのへや」身近な紙コップだけであそびを提案しました。ゴム動力で走る紙コップのおもちゃ工作、単純だけど上手く走らせるには工夫が必要です。部屋の奥では、親子で沢山の紙コップを使い自分の背丈より高いタワーを作ったり、壁のように並べて遊んでいました。こんなに沢山の紙コップがあると発想が拡がり親子でじっくり遊べ、座りこんで積み始める夢中になりました。
会員の作ってくれた紙コップの得点ゲームは、会期中にランキング制になり盛り上がりました。

 第6展示室は、「あそんDEかがく」電池や磁石、輪ゴム、トイレットペーパーなど、、どれも直ぐに手に入る材料で「イライラ棒」「踊るパンダ迷路」「変化球1号」「ワンニャン神経衰弱」「UFOバランス」「カタカタレース」「ペーパータワー」「この足だあれ?」「ボールコロコロ」「差替え万華鏡」など の手作りおもちゃの部屋です。どれもスタッフが声を掛けちょっとしたコツを伝授したり、「これはこうなんだよ。」と説明すると笑顔になりました。
 第6展示室では、[ぼくこくぼ]プロデュースの「ガリガリトンボ」の工作もしました。振動が伝わり回転運動に変わる実は高度なおもちゃです。工作を作ってくれた子ども達が「なんで?」と思ってくれるといいのですが、、みんな棒の色づけに夢中になっていました。
今年はハイビジョンギャラリーで「恐竜3Dシアター」を上映しました。こちらを目当てに来場され何度も観てくださった親子も多く大変好評でした。

 10日(日)には、市役所会場で講師を迎え「飛ぶタネの模型」「アンモナイトのレプリカ」の自然科学ワークショップを行いました。
コアホールでは、17日(日)に「チリンとドロン〜小さな家」のステージをしました。優しい歌、ふしぎな楽器、影絵や人形劇、仕掛けも楽しい素敵なコンサートでした。

 また、新しい試みで 子ども劇場有志による「からっ風」の人形劇を第6展示室で行いました。以前一緒にからっ風をしていたメンバーが再結成して、メルヘン展と言うせっかくの場所、時間があるのだから、、と来場された親子により楽しんで貰おうと手作り人形のパクちゃんが楽しい時間を 届けてくれました。

 今年は特に盛りだくさんのメルヘン展でした。内容の充実はもちろん、スタッフの確保、体制など課題はありますが、無事に終わり関わって頂いた全ての皆さんに本当に感謝しかありません。子ども劇場は、子ども達に遊びを通して考えしっかり生活していく力を育てたいと活動しています。
 メルヘン展は毎年楽しみに来場される方も多く スタッフも会場でみたことのある親子に会うと嬉しくなります。毎年聞く言葉があります。「こんなことで遊べるんですね」そうなんです。こんなことでいいんです。そしてこんな場所がいつでも行ける日常にあるといいな。と終わる度に思いました。   理事長 高見澤

感想もいただいています。